政経学部NEWS
「2023年度政経学部奨学論文」の表彰式を実施しました
2024.03.11(月)
NEWS
2024年2月27日(火)に、「2023年度政経学部奨学論文」の表彰式が、E301教室にて開催されました。本年度の表彰論文は、最優秀賞1編、優秀賞2編、佳作4編の合計7編となりました。
表彰式には、表彰者の他に、政経学部長、法律政治学科長、経済学科長、表彰者指導教員、奨学論文選考委員会委員長及び副委員長が出席しました。
政経学部教員からの講評においては、表彰者に対し、高い目標を持って計画を遂行する力や文章力の高さ、ゼミナール等の場を活用し専門知識の積み重ねに努めていることが分かる内容であったこと、そして、論題について真摯に取り組んでいたこと等を評価する発言がありました。
各表彰者の氏名、所属、論題、及び受賞コメントにつきましては、以下の通りです。
2023年度 政経学部奨学論文審査結果について
表彰式には、表彰者の他に、政経学部長、法律政治学科長、経済学科長、表彰者指導教員、奨学論文選考委員会委員長及び副委員長が出席しました。
政経学部教員からの講評においては、表彰者に対し、高い目標を持って計画を遂行する力や文章力の高さ、ゼミナール等の場を活用し専門知識の積み重ねに努めていることが分かる内容であったこと、そして、論題について真摯に取り組んでいたこと等を評価する発言がありました。
各表彰者の氏名、所属、論題、及び受賞コメントにつきましては、以下の通りです。




最優秀賞
中村航太郎さん(経済学科4年)
「新書タイトルと関心経済-時代の変化によるタイトルとサブタイトルの変化-」
令和5年度政経学部奨学論文最優秀賞要約(13.8 KB)
この度は、私の論文を最優秀賞に選んでいただき誠にありがとうございます。
本論文では、社会の中に存在する大量の情報の中から関心を惹くことが実際の貨幣と同じように価値を持つという電子機器の普及した現代経済において重要な関心経済という考え方に基づいて、日本で関心が薄れつつある書籍、その中でも新書に焦点を当て製作者たちが関心を惹くためにどのような工夫を凝らしているのかということを調査しました。
調査においては、どのようなデータや手法が必要でどうすれば結果や結論を読者に理解してもらえるかということを特に重視し、読みやすく分かりやすい論文になるよう何度も推敲を行いました。それが本論文を読んでくださった方々に伝わったのであれば幸いです。
最後に、本論文の執筆にあたり指導してくださった岡田先生に感謝を申し上げます。
今回の論文執筆で得た経験を社会人として活かせるよう、これからも努力していきたいと思います。
中村航太郎さん(経済学科4年)
「新書タイトルと関心経済-時代の変化によるタイトルとサブタイトルの変化-」
令和5年度政経学部奨学論文最優秀賞要約(13.8 KB)
この度は、私の論文を最優秀賞に選んでいただき誠にありがとうございます。
本論文では、社会の中に存在する大量の情報の中から関心を惹くことが実際の貨幣と同じように価値を持つという電子機器の普及した現代経済において重要な関心経済という考え方に基づいて、日本で関心が薄れつつある書籍、その中でも新書に焦点を当て製作者たちが関心を惹くためにどのような工夫を凝らしているのかということを調査しました。
調査においては、どのようなデータや手法が必要でどうすれば結果や結論を読者に理解してもらえるかということを特に重視し、読みやすく分かりやすい論文になるよう何度も推敲を行いました。それが本論文を読んでくださった方々に伝わったのであれば幸いです。
最後に、本論文の執筆にあたり指導してくださった岡田先生に感謝を申し上げます。
今回の論文執筆で得た経験を社会人として活かせるよう、これからも努力していきたいと思います。
優秀賞
小宮伸治さん(法律政治学科4年)
「葛西善蔵『子をつれて』論―「子供」をみる小田と語りの関係性―」
この度は優秀賞に選出していただき、誠にありがとうございます。本論文は、村上先生のご指導の下、同じゼミ生と切磋琢磨することで完成させることができたと考えております。そのことについて深く感謝申し上げます。
今回は大正期に活躍した葛西善蔵の『子をつれて』を研究しました。そのきっかけは、物語の末尾の表現に感銘を受け、説得力をもってその深みを伝えたいと思ったことにあります。その結果、「子供思い」の純真な主人公として語っているという、明快で面白い読み方を提示することができて大変嬉しく思います。制作過程では、広すぎる分析内容など数々の困難が待ち受けておりましたが、その度に先生には親身になってご相談に乗っていただいたり、ゼミ生から心強い指摘を受けたりすることで後押しされ、乗り越えることができたのだと思います。壁に突き当たったとしても周りの力を借りて最後までやり抜く力を大切にし、これからの人生を豊かなものにしていきたいです。
改めまして、文学のことや論文の書き方について熱心にご指導くださった村上先生、共に学び合い励まし合ったゼミ生に、心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
小宮伸治さん(法律政治学科4年)
「葛西善蔵『子をつれて』論―「子供」をみる小田と語りの関係性―」
この度は優秀賞に選出していただき、誠にありがとうございます。本論文は、村上先生のご指導の下、同じゼミ生と切磋琢磨することで完成させることができたと考えております。そのことについて深く感謝申し上げます。
今回は大正期に活躍した葛西善蔵の『子をつれて』を研究しました。そのきっかけは、物語の末尾の表現に感銘を受け、説得力をもってその深みを伝えたいと思ったことにあります。その結果、「子供思い」の純真な主人公として語っているという、明快で面白い読み方を提示することができて大変嬉しく思います。制作過程では、広すぎる分析内容など数々の困難が待ち受けておりましたが、その度に先生には親身になってご相談に乗っていただいたり、ゼミ生から心強い指摘を受けたりすることで後押しされ、乗り越えることができたのだと思います。壁に突き当たったとしても周りの力を借りて最後までやり抜く力を大切にし、これからの人生を豊かなものにしていきたいです。
改めまして、文学のことや論文の書き方について熱心にご指導くださった村上先生、共に学び合い励まし合ったゼミ生に、心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。


優秀賞
小山裕己さん(法律政治学科4年)
スピノザ政治理論における思想・言論の自由―公共圏による再構築―
この度は、2023年度政経学部奨学論文において、優秀賞をいただき誠にありがとうございます。
今回受賞の対象になった論文は、スピノザの政治理論を現代的な視点も含めて考察することを目的としました。スピノザは17世紀を生きた哲学者ですが、その政治理論は21世紀現在にも示唆を与えるものです。そこで、本論文は彼の政治理論のうち、「宗教」と「政治」のラディカルな問題に焦点を当てて論じました。
今回、本論文を評価いただけたことは、私の自信に繋がると共に、研究中には学問の面白さも感じることができた良い機会となりました。執筆にあたってサポートしてくださった方々、手厚いご指導をいただいた近藤先生に、改めて感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
小山裕己さん(法律政治学科4年)
スピノザ政治理論における思想・言論の自由―公共圏による再構築―
この度は、2023年度政経学部奨学論文において、優秀賞をいただき誠にありがとうございます。
今回受賞の対象になった論文は、スピノザの政治理論を現代的な視点も含めて考察することを目的としました。スピノザは17世紀を生きた哲学者ですが、その政治理論は21世紀現在にも示唆を与えるものです。そこで、本論文は彼の政治理論のうち、「宗教」と「政治」のラディカルな問題に焦点を当てて論じました。
今回、本論文を評価いただけたことは、私の自信に繋がると共に、研究中には学問の面白さも感じることができた良い機会となりました。執筆にあたってサポートしてくださった方々、手厚いご指導をいただいた近藤先生に、改めて感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
佳作
青木さん(経済学科3年)
對馬拓海さん(経済学科3年)
稲葉玲雄さん(経済学科3年)
「17 世紀から 19 世紀のイギリスを中心とした奴隷貿易」
この度は、私たちの論文を佳作賞に選んでいただき誠にありがとうございます。今年が初めての奨学論文でしたので、論文を書くにあたって苦労が多かったと感じます。また、論文の形式に慣れるまでにも、時間がかかりました。
本稿は、イギリスと奴隷として扱われる人たちに焦点を当てて作成しました。今回、資料が多くある中で、必要な情報とそうでない情報を選択する事に苦労しました。先行研究から私たちの課題へと議論を発展させるにあたって、一次史料を徹底的に調べました。私たちの論文の主張を主観的に留まることなく、どれだけ客観的に展開することができるかを意識しました。
今回は、グループワークで作成しました。一人一人が役割を理解して、作成に取り組むことができたと思います。私たちが史料集めから文字起こしまでスムーズに出来た事は、幸運でした。
そして最後に、ゼミ活動から指導してくださった高見先生、多角的な側面から様々なアドバイスをくれたゼミ生には、感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
青木さん(経済学科3年)
對馬拓海さん(経済学科3年)
稲葉玲雄さん(経済学科3年)
「17 世紀から 19 世紀のイギリスを中心とした奴隷貿易」
この度は、私たちの論文を佳作賞に選んでいただき誠にありがとうございます。今年が初めての奨学論文でしたので、論文を書くにあたって苦労が多かったと感じます。また、論文の形式に慣れるまでにも、時間がかかりました。
本稿は、イギリスと奴隷として扱われる人たちに焦点を当てて作成しました。今回、資料が多くある中で、必要な情報とそうでない情報を選択する事に苦労しました。先行研究から私たちの課題へと議論を発展させるにあたって、一次史料を徹底的に調べました。私たちの論文の主張を主観的に留まることなく、どれだけ客観的に展開することができるかを意識しました。
今回は、グループワークで作成しました。一人一人が役割を理解して、作成に取り組むことができたと思います。私たちが史料集めから文字起こしまでスムーズに出来た事は、幸運でした。
そして最後に、ゼミ活動から指導してくださった高見先生、多角的な側面から様々なアドバイスをくれたゼミ生には、感謝申し上げます。誠にありがとうございました。


佳作
三松幹弥さん(法律政治学科4年)
「シンガポール英語派華人のエスニック・アイデンティティの形成過程に関する研究」
この度はこのような賞をいただき、ありがとうございます。論文の内容は、当時のシンガポール華僑・華人の中では少数派の西洋の価値観を理解した華僑・華人にスポットを当て、日本軍政期が彼らのエスニック・アイデンティティの形成過程に与えた影響を探るというものです。文献・現地調査をする中で、現地の文献や博物館が強調しているアクターや政治過程と日本のものとは微妙に異なっていることに気づきました。そこで、一次資料を再度検討するとともに、現地目線の捉え方を理解するよう努めました。その点が私のオリジナリティにつながったと思います。
本研究を進めるにあたって、多様な意見やアドバイスをしてくださった指導教員の井上先生には改めて感謝申し上げます。また、講義を通じて様々な「ものさし」を示してくださった政経学部、海外事情研究所の先生方にもお礼申し上げます。社会人になっても論文を通じて得たスキルを進んで応用したいと思います。
三松幹弥さん(法律政治学科4年)
「シンガポール英語派華人のエスニック・アイデンティティの形成過程に関する研究」
この度はこのような賞をいただき、ありがとうございます。論文の内容は、当時のシンガポール華僑・華人の中では少数派の西洋の価値観を理解した華僑・華人にスポットを当て、日本軍政期が彼らのエスニック・アイデンティティの形成過程に与えた影響を探るというものです。文献・現地調査をする中で、現地の文献や博物館が強調しているアクターや政治過程と日本のものとは微妙に異なっていることに気づきました。そこで、一次資料を再度検討するとともに、現地目線の捉え方を理解するよう努めました。その点が私のオリジナリティにつながったと思います。
本研究を進めるにあたって、多様な意見やアドバイスをしてくださった指導教員の井上先生には改めて感謝申し上げます。また、講義を通じて様々な「ものさし」を示してくださった政経学部、海外事情研究所の先生方にもお礼申し上げます。社会人になっても論文を通じて得たスキルを進んで応用したいと思います。
佳作
佐藤裕太さん(法律政治学科4年)
「スペイン・ハプスブルク家滅亡と衰退―レオポル ト1世&ペッティングの思惑」
この度は、私の論文を佳作賞に選んでいただき誠にありがとうございます。昨年に引き続きでの入賞でしたが、今回は個人での応募とあって、苦労したことが多かったです。
本稿は、スペイン・ハプスブルク家の衰退と滅亡を軸に作成しました。特に本論の作成には、多くの時間を費やしました。限られた史料を根拠に自らの主張を明確に証明することは、決して簡単なことではありません。そもそもの史料探しはもちろんのこと、広い文脈から逃げずに先行研究を検討し、それをミクロな一次史料と結びつけ、客観的に見てどのようなことが分かるか読み取ることに、昨年同様に苦労しました。しかし、昨年にグループワークで作成した際のことを活かし、今回も議論を展開することができました。途中、何度も嫌になることはありましたが、今思えば良かったと思います。
そして、ゼミ活動の3年間を通じて、指導なさってくれた高見先生、多角的な側面から様々なアドバイスをくれたゼミ生には、感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
佐藤裕太さん(法律政治学科4年)
「スペイン・ハプスブルク家滅亡と衰退―レオポル ト1世&ペッティングの思惑」
この度は、私の論文を佳作賞に選んでいただき誠にありがとうございます。昨年に引き続きでの入賞でしたが、今回は個人での応募とあって、苦労したことが多かったです。
本稿は、スペイン・ハプスブルク家の衰退と滅亡を軸に作成しました。特に本論の作成には、多くの時間を費やしました。限られた史料を根拠に自らの主張を明確に証明することは、決して簡単なことではありません。そもそもの史料探しはもちろんのこと、広い文脈から逃げずに先行研究を検討し、それをミクロな一次史料と結びつけ、客観的に見てどのようなことが分かるか読み取ることに、昨年同様に苦労しました。しかし、昨年にグループワークで作成した際のことを活かし、今回も議論を展開することができました。途中、何度も嫌になることはありましたが、今思えば良かったと思います。
そして、ゼミ活動の3年間を通じて、指導なさってくれた高見先生、多角的な側面から様々なアドバイスをくれたゼミ生には、感謝申し上げます。誠にありがとうございました。


佳作
笹目欧史さん(法律政治学科2年)、鹿野秀太さん(法律政治学科3年)
「台湾有事の切迫性とその実際―フィールドワークを通じて―」
この度は政経学部奨学論文で佳作に選ばれ、大変光栄に思っています。本論文の執筆を通して、批判的思考力や分析力を養うことができたと自負しています。テーマは、まさに今、世間の注目を集めている「台湾有事」でした。執筆に際して行った現地でのフィールドワークは、私たちの研究にとって非常に価値あるものでした。台湾有事における最初の標的になると言われている金門島では、先行研究だけでは得られない現地の人々の生の声を聞くことで、その緊迫感を肌で感じることができ、論文の質を高める上で欠かせないものとなりました。今回の栄誉は、丹羽先生の熱心なご指導と、同じ研究に興味を持つ仲間からの支援があってのことです。今後も、より深く日本の安全保障や国際関係の研究に取り組んでいきたいと思います。改めて丹羽先生をはじめ、多くの方々に心から感謝の意を表します。ありがとうございました。
笹目欧史さん(法律政治学科2年)、鹿野秀太さん(法律政治学科3年)
「台湾有事の切迫性とその実際―フィールドワークを通じて―」
この度は政経学部奨学論文で佳作に選ばれ、大変光栄に思っています。本論文の執筆を通して、批判的思考力や分析力を養うことができたと自負しています。テーマは、まさに今、世間の注目を集めている「台湾有事」でした。執筆に際して行った現地でのフィールドワークは、私たちの研究にとって非常に価値あるものでした。台湾有事における最初の標的になると言われている金門島では、先行研究だけでは得られない現地の人々の生の声を聞くことで、その緊迫感を肌で感じることができ、論文の質を高める上で欠かせないものとなりました。今回の栄誉は、丹羽先生の熱心なご指導と、同じ研究に興味を持つ仲間からの支援があってのことです。今後も、より深く日本の安全保障や国際関係の研究に取り組んでいきたいと思います。改めて丹羽先生をはじめ、多くの方々に心から感謝の意を表します。ありがとうございました。