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丹野 忠晋

1.研究業績

論文「Ikeda, Tanno, & Yasaki (2021) "Optimal Intellectual Property Rights Policy by an Importing Country." Economics Letters, forthcoming.」
※日本語訳「輸入国の最適知的財産権政策」

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2.公刊・掲載実績

発表:2021年10月

3.研究内容の概要

このたび、研究論文が経済学で著名な学術誌のひとつである、『Economics Letters』誌に受理されました。今回は投稿してから2ヶ月弱で掲載が許可されるという異例の速さで、すでに論文は出版社のwebサイトで見ることができます。
この研究は知的財産権制度がイノベーションをどのように促進するかを探求しています。昨年、同種の研究論文により、日本応用経済学会より2019年度日本応用経済学会学術論文賞を受賞しました。
今回の論文では、昨年の研究をさらに発展させて発展途上国を想定した輸入国の消費者の望ましさから考察を加えました。
例えば、コピーを禁止する政策がどのようにその国に輸出する企業のイノベーションに影響を与えるかを経済学的に明らかにしています。
イノベーションを行う企業がいない輸入国においては、他企業に発明を模倣させて多くの生産物を輸入した方が消費者の満足度を高めるように見えます。
しかし、そのような考えは間違っています。輸入国の政府は模倣をある程度抑えることによって企業のイノベーション意欲を刺激してより投資を行うようになり、輸入国の消費者を望ましい方向に導くことができるのです。
この2つの論文のように学者の研究は一つの研究成果が出るとそれに基づいて次の研究を発展させていきます。現在、これら研究を基礎にして競争がイノベーションをどのように刺激するかを分析しています。新しい研究も今回の研究と同レベル以上の学術専門誌に掲載できるよう取り組んでいます。

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日本応用経済学会学術論文賞の賞状と盾

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丹野 忠晋 先生

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