FACULTY OF POLITICAL SCIENCE AND ECONOMICS
政経学部NEWS

【渡邉(泰)ゼミ】「第8回CTF神奈川」に参加しました

2026.01.13(火)
ゼミNEWS  
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サイバーセキュリティ競技会(CTF神奈川)に挑む!

犯罪学ゼミ生、情報分析(OSINT)の最前線を体験
2025年11月28日、政経学部犯罪学ゼミの学生が、神奈川サイバー犯罪対策研究会が主催する「第8回CTF神奈川」に参加しました。サイバーセキュリティを専門としないゼミ生にとっては難易度の高い挑戦となりましたが、社会の安全保障に不可欠な情報分析(OSINT)分野に焦点を当てて臨み、実社会に直結する専門知識と実践力の重要性を強く認識する貴重な機会となりました。
CTFとは:実践的なサイバーセキュリティ競技
CTF(Capture The Flag:旗取り)大会とは、サイバーセキュリティに関する知識、技術、そして問題解決能力を競う競技イベントです。参加者は、コンピュータやWebサイトに意図的に隠された「フラグ(秘密の文字列)」を、様々な分析手法を駆使して探し出し、得点を競います。
 
犯罪学ゼミの挑戦:OSINTに焦点を当てる
本ゼミは犯罪学領域を専門としており、サイバーセキュリティの専門家ではありません。しかし、現代社会における犯罪捜査、テロ対策、そして社会の安全確保のためには、OSINT(Open Source Intelligence:公開情報源を活用した情報収集・分析)能力の活用が不可欠となっています。
 
そこで、ゼミ生は警視庁のサイバーセキュリティ専門家からの助言も受け、バイナリ、ネットワークといった高度に技術的な種目ではなく、OSINTの初級問題に挑戦することを決定しました。今回の大会への参加は、情報社会における脅威と、その対策のための情報分析スキルについて実践を通じて理解を深めることを目的としています。
 
活動の成果と今後の展望
実際に競技に参加したゼミ生の一部は、試行錯誤の末、OSINTの問題を数問クリアすることができました。しかし、大半の問題が高度な知識と技術を要求するものであり、参加者一同、その壁の厚さを実感しました。
 
この経験を通じ、学生たちは、サイバー空間における脅威の実態、そして情報リテラシーの高度化が、将来的に社会の安全に貢献するために不可欠であることを痛感しました。
 
この貴重な経験を糧とし、ゼミ生は2026年2月1日開催予定の「サイバーボランティア・学生CTF大会」に向けて、今回の学びを学術的研究と実践的スキルの両面に活かし、更なる研鑽を積んでいくことが期待されます。
 
<学生感想>
初めてCTFについて学び、コードが難しく理解するのが大変でしたが、解説を聞いて攻撃者のプログラムミスから復元できる可能性があることがわかりました。暗号問題では、暗号の仕組みだけでなく、設計の小さな甘さが突破口になることを知り、セキュリティの奥深さを強く感じました。プログラムの仕組みを理解する大切さを実感しました。専門的な分野だと思っていましたが分析する過程も面白かったです。
大木理緒(法律政治学科2年/東京都・私立貞静学園高等学校出身)
 
CFT大会にはOSINT競技を中心に参加しました。限られた情報の中で、写真の何処の箇所が答えを導くヒントに繋がっているか、文章のどの箇所が重要な鍵となるのか、どのような情報があれば回答を導けるのかを考えることが非常に困難に感じました。結果的に三問しか正解することができませんでしたが、写真や文章からの情報の収集や分別などの能力や問題の分析力が身に付いたと大会を通じて感じました。
松浦拓海(経済学科2年/東京都・私立拓殖大学第一高等学校出身)
 
<第8回CTF神奈川>
https://iss.iisec.ac.jp/event/details/8th-CTF-Kanagawa.html