政経学部NEWS
【白石ゼミ】ゼミの研究が「厚生労働白書」で紹介されました
2025.09.03(水)
ゼミNEWS
白石浩介ゼミナールの3年生による共同研究が、厚生労働省より2025年7月に公表された『厚生労働白書(令和7年版)』において取り上げられました。今年の白書では、若者が社会保障への理解を深めることの重要性が指摘されており、そのなかで白石ゼミが紹介されています。白書121-123ページにおける記事「大学生の視点から考える年金制度」の概要は、以下の通りです。
・白石ゼミによる「学生納付特例に関する研究」では、国民年金の保険料の納付が猶予される学生納付特例制度を研究の対象として取り上げ、①制度の概要、②先行研究のサーベイ、③制度の歴史、④アンケート調査の実施、⑤政策提言について研究をしている。
・問題意識を深堀りするために、独自アンケートを実施している。これは拓殖大学の学生を対象とするアンケート調査であり、制度に関する情報を入手した経路や日本人と留学生における制度の利用状況の違いを調べている。
・注目すべきは、家庭における経済的余裕の違いが、この制度の利用に影響している可能性を見出したことである。これをもとに教育セミナーの実施や経済格差に配慮した制度設計を提案している。
白書では、「本研究は、大学生にとって身近な制度だからこそ感じられる着眼点や多角的な考察、多くの示唆に富んでいたといえるのではないだろうか」と、大変な高評価を頂いております。厚生労働白書は、総理大臣が主宰する閣議(7月29日)において、厚生労働大臣が報告した上で国民に公表する政府の公式資料です。白石ゼミの学生たちが、大喜びをしたことは、言うまでもありません。
白石ゼミでは、このように政策実務に直結する内容を学習テーマに取り上げています。今秋も複数の学会報告会において、政策提言を発表する予定です。乞うご期待! 政経学部の皆さんにおかれては、白石ゼミへの応募をお待ちしております。
・白石ゼミによる「学生納付特例に関する研究」では、国民年金の保険料の納付が猶予される学生納付特例制度を研究の対象として取り上げ、①制度の概要、②先行研究のサーベイ、③制度の歴史、④アンケート調査の実施、⑤政策提言について研究をしている。
・問題意識を深堀りするために、独自アンケートを実施している。これは拓殖大学の学生を対象とするアンケート調査であり、制度に関する情報を入手した経路や日本人と留学生における制度の利用状況の違いを調べている。
・注目すべきは、家庭における経済的余裕の違いが、この制度の利用に影響している可能性を見出したことである。これをもとに教育セミナーの実施や経済格差に配慮した制度設計を提案している。
白書では、「本研究は、大学生にとって身近な制度だからこそ感じられる着眼点や多角的な考察、多くの示唆に富んでいたといえるのではないだろうか」と、大変な高評価を頂いております。厚生労働白書は、総理大臣が主宰する閣議(7月29日)において、厚生労働大臣が報告した上で国民に公表する政府の公式資料です。白石ゼミの学生たちが、大喜びをしたことは、言うまでもありません。
白石ゼミでは、このように政策実務に直結する内容を学習テーマに取り上げています。今秋も複数の学会報告会において、政策提言を発表する予定です。乞うご期待! 政経学部の皆さんにおかれては、白石ゼミへの応募をお待ちしております。

