FACULTY OF POLITICAL SCIENCE AND ECONOMICS
政経学部NEWS

【高見ゼミ】博物館研修を実施しました

2025.08.19(火)
ゼミNEWS  
2025年6月、政経学部の高見ゼミが印刷博物館で研修を実施しました。3限と4限に分けて実施し、2年生、3年生、4年生が参加しました。当日は、博物館の学芸員の方からのレクチャーも受けながら、印刷物や印刷技術の歴史について学ぶことができました。
また、訪問した時期に、印刷博物館では「グーテンベルクの黒」というタイトルで、ヨーロッパ近世の貴重な印刷物が展示されていました。ヨーロッパを歴史的なアプローチから分析する本ゼミでは、そもそも分析の対象となる様々な記録がどのように形成されたのかについて知ることは大変重要です。今回の研修は、貴重な実物に触れながらその原点を確認することができ、大変貴重な機会となりました。
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久保 瑞穂(経済学科3年/群馬県・私立高崎商科大学附属高等学校出身)
ゼミナール活動の一環として印刷博物館を見学しました。印刷博物館では、古代から現代に至るまでの日本の印刷とその技術を中心に展示していました。他にも世界の諸地域でどのように印刷が発展していったのかを知ることができ、とても勉強になりました。特に印象に残ったのは、グーテンベルクによる活版印刷技術の発明という内容の企画展示でした。ヨーロッパの歴史研究をしているゼミであり海外の歴史資料を読む機会があったため、この技術がドイツで生まれそして伝播したことが、現在の歴史研究に繋がっていると考えるとより感慨深かったです。
 
工藤 遥冬(経済学科3年/千葉県立白井高等学校出身)
私は印刷博物館に行くと聞いた時、いまいちイメージが掴みづらい印象でした。しかし、学芸員の方が、印刷の歴史を始まりから現代まで、技術と流れに沿って丁寧に説明してくださったため、印刷の歴史の全体像を掴むことができたと感じます。また、「印刷の日本史」や「印刷の世界史」とトピックスごとに分かれて展示されていたので、理解がしやすかったですし、実際に体験出来るコーナーもあったため、目と手で学びを感じることができ、より一層理解が深まりました。私自身も初めはそうでしたが、印刷の歴史と聞いて、あまり想像つかない方も多いと思いますが、歴史と紐付けて考えると面白いと思いました。
 
舩橋 琉奈(経済学科4年/埼玉県立庄和高等学校出身)
今回は、ゼミの学習の一環として、印刷博物館を訪れました。私は卒論のテーマ候補として「15世紀ヨーロッパの印刷技術」を考えていたため、今回の見学は非常にちょうどよく、事前から楽しみにしていました。
印刷博物館は、活版印刷や木版印刷など歴史的な資料から、印刷技術の発展の流れまで幅広く紹介している施設です。日本の印刷における歴史はもちろん、世界の印刷史についても展示されており、さらに実際に活字を組んでみる体験ゲームなどもあり、印刷の歴史を楽しみながら、学ぶことができる場所でした。
特に印象に残っているのは、グーテンベルクの活版印刷機の展示です。実際に目にした印刷機は想像以上に大きく、その存在感に圧倒されました。単なる機械ではなく、当時の社会や人々の思いを未来へと伝える重要な存在であったことが肌で感じることができました。
また、私の愛読書にもグーテンベルクの名前がたびたび登場していたため、実物を見られたことは非常に嬉しく、とても気持ちが高揚しました。
今回の見学を通して、印刷は単なる情報伝達の手段ではなく、歴史を紐解く上でその時代の特色を色濃く残す重要な史料だと学びました。印刷は、政治、宗教、娯楽、教育など、社会と文化にさまざまなかたちで影響をおよぼしていました。これを踏まえ、当時を知るためには、当時の印刷物を1次史料として丁寧に読み解き、その背景にある社会や人々の思いを考察していくことが大切だと学び、今後の卒論制作に活かしていきたいと思いました。