政経学部NEWS
新任教員の紹介:本多 俊貴 准教授
2025.05.08(木)
NEWS

今年赴任されました先生を紹介します。
本多 俊貴 准教授
担当科目
・アカデミックスキル
・社会学
・地域振興論
・社会政策論A/B
・講座「守る力」
・NPO論
・国際農業論
・グリーン・ツーリズム論
・ゼミナール
・講座「SDGs」
写真:府中市「くらやみ祭」のフィールドワークにて
本多 俊貴 准教授
担当科目
・アカデミックスキル
・社会学
・地域振興論
・社会政策論A/B
・講座「守る力」
・NPO論
・国際農業論
・グリーン・ツーリズム論
・ゼミナール
・講座「SDGs」
写真:府中市「くらやみ祭」のフィールドワークにて
私は1・2年生を深川市の拓殖大学北海道短大で過ごし、そこで休部中だったラグビー部を復活させて北海道の各種大会に出たり、焼き鳥屋バイトで炭火焼と日本酒を勉強したり、拓大ミュージカルの道具班に参加していました。3年次編入で、政経学部法律政治学科に編入してからは、塾講師のバイトを始めて、いつもスーツで大学に通う変わり者でした。
Q2:研究者を志すようになった、きっかけを教えて下さい。
北海道短期大学のラグビー部で監督を引き受けてくださった先生が、スポーツ社会学者であり、その先生の考え方に強く影響を受けて、社会学者・フィールドワーカーという生き方に憧れたことがきっかけでした。本学政経学部に編入後は、関良基先生や平戸幹夫先生の指導を受け、農業・農村及び環境の研究にのめり込んでいきました。
Q3:拓殖大学の印象はどうでしょうか。
生活やフィールドワークで、ひとたび社会問題に遭遇すると、素直に感受性が応じて、その問題に本気で考え込んだり、自分ができることを探す学生が多いと思っています。私の大学時代の友人たちはそうでしたし、数年前に非常勤教員として手伝った学チャレや、授業で出会った学生をみても、まっすぐな人が多いと思っています。
Q4:現在、関心を持たれている研究テーマについて教えて下さい。
「限界集落」と呼ばれた農山漁村・島嶼で何が起きているのか、地域社会がどのように変わっていくのかを、そこに暮らし続ける人の考え方や選択肢を重視しながら、じっくりと見定めたいと思っています。とくに、地域社会の「自治」に関心を注いでいます。最近は、地域の「自治」を突き止めたく、都市(多摩地域)の自治会や住民運動もフィールドワークしています。
Q5:先生の授業を受講する学生に伝えたいことは何でしょうか。
私の授業は、食・暮らし・コミュニティに関わるテーマが多いです。我々を取り巻く「社会」「社会問題」への想像力と知的探究心を広げてください。私の講義に関心あるいは疑問があれば、いつでもオフィスアワーに来てください。