FACULTY OF POLITICAL SCIENCE AND ECONOMICS
政経学部NEWS

【丹羽ゼミ】朝日新聞with Planet副編集長による講演会を開催しました

2024.11.22(金)
ゼミNEWS  
11月21日(木)、丹羽文生ゼミナールでは、2年ゼミナール、3・4年ゼミナールそれぞれで、朝日新聞のニュースサイト「with Planet」の木村文副編集長をゲストに「私たちはどんな時代に生きているのか。:未来をデザインする」をテーマに講演会を開催しました。木村副編集長は、朝日新聞入社後、バンコク(アジア総局)特派員、マニラ支局長などを歴任し、退社後はカンボジアに移住して現地情報誌『プノン』を発行してきました。2021年4月に日本に帰国し、現在はUNFPA(国連人口基金)広報アドバイザーなども務めています。
講演では世界のGDP(国内総生産)に占める日本の割合や日本の将来推計人口などを取り上げながら、世界における日本の立ち位置を確認。その上で、あなたの「ありたい姿」、世界の中の「あなた」をテーマにグループディスカッションを楽しみました。
 
【ゼミ生の感想】
海老原理(法律政治学科3年/茨城県立取手第一高等学校出身)
今回のレクチャーを通じて、国際社会における日本の立場について理解を深めることができました。併せて、日本の人口推移を示すグラフを通じ、生産年齢人口の減少に伴い、これまでとは異なる生き方が将来的に重要であることを実感しました。未来のデザインを考えるワークショップでは、世界の中で日本はどのような存在になるべきなのか、また、理想とする20年後の自分をテーマにグループディスカッションを行い、その実現に向けた方策を話し合いました。非常に有意義な時間となりました。
 
冨航輔(法律政治学科2年/千葉県・東京学館高等学校出身)
今回、国際的枠組みや国際機構の加盟国ごとに色分けされた世界地図などを見ながら国際情勢の動向を聞くことができ、学びの多い時間となりました。私が心に残っている言葉は、「右肩上がりの時代を生きた人の言葉だけを聞いているだけだと、これからの時代を生き抜けない」というものです。人口が右肩下がりになる将来に、右肩上がりの昔の価値観や常識は通用しません。これからの未来を背負って立つ私たちは、大人たちの後に付いて同じことをするだけでなく、自分たちの意志で時代を切り開いていかなければならないと強く認識しました。
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