FACULTY OF POLITICAL SCIENCE AND ECONOMICS
政経学部NEWS

【丹羽ゼミ】外務省を訪問しました

2024.05.27(月)
ゼミNEWS  

5月23日(木)、政経学部・丹羽文生ゼミナール(2・3・4年)で外務省を訪問しました。まず、不平等条約改正を始め日本外交の礎を築いた明治期の外務大臣である陸奥宗光の銅像、外務大臣が定例記者会見を行う際に使用される記者会見室を見学しました。
その後、国際会議室に移動し、総合外交政策局総務課の木戸大介ロベルト外交政策調整官によるレクチャーを受けました。木戸外交政策調整官は自らのご経験を踏まえ、クイズを交えながら、外務省の仕組みや仕事内容を分かり易く解説。「日本にとってお付き合いがし易い国、お付き合いが難しい国はどこか」、「在留邦人や訪れる日本人が少ない国の在外公館のスタッフは、普段はどんな業務をしているのか」といったゼミ生からの質問にも丁寧に答えて下さいました。
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【ゼミ生の感想】
大島希海(法律政治学科2年・ゼミ長/千葉県立市川南高等学校出身)
外務省は、私たちの日常生活からは縁遠いものと感じていましたが、木戸外交政策調整官のお話を通じて非常に身近な存在であることを知りました。物価高のように遠い国で発生した国際紛争が、時に私たちの日常生活を揺るがす事態を招くこともあります。だからこそ、国際社会の動きに対して、他人事ではなく自分事として高い関心を持つことが大切であると思いました。ニュースでしか見ることのない記者会見室や国際会議室も見学し、粛然とした空気感を肌で味わうことのできる貴重なものとなりました。
 
須藤大翔(法律政治学科2年/千葉県立八千代東高等学校出身)
今回、丹羽ゼミナールの課外授業として外務省を見学した。実際に現場に行って知ったことは、外務省という存在は意外にも私たちの日常生活にとって身近であること、そこで働く方々は私たちの身の安全を守るために職務に当たっているということだった。例えば外務省は海外で邦人が危険に遭遇した際、様々な関連機関と連携し、バスや飛行機の手配を行い、日本国民を保護する役目を担っているという。これに特に感心した。私たちは、そういった場面に出くわした時のことを想定し、スマートフォンに国の安全に関する情報を入手するためのアプリを入れるなど、危機管理に備えておくことの必要性を痛感した。