政経学部NEWS
新任教員の紹介:高宮秀典助教
2024.04.11(木)
NEWS

今年赴任されました先生を紹介します。
高宮秀典助教
担当科目
・アカデミック・スキル
・情報リテラシーA
・情報リテラシーB
・政治学入門
・現代日本政治論A
・現代日本政治論B
・政治学特講(社会調査法)
・基礎外書講読A
・基礎外書講読B
・2年ゼミナール
高宮秀典助教
担当科目
・アカデミック・スキル
・情報リテラシーA
・情報リテラシーB
・政治学入門
・現代日本政治論A
・現代日本政治論B
・政治学特講(社会調査法)
・基礎外書講読A
・基礎外書講読B
・2年ゼミナール
就職前最後に行った奈良旅行で。楽しみにしていた吉野の桜はまだ咲いておらず。
Q1:先生はどのような大学生活を送っていましたか。
最初は公務員か弁護士になろうと試験勉強を始めましたが、何事にも無知な自分が段々と嫌になり新書をひたすら読むようになりました。当時は社会学や哲学に関心があり、そういう人たちをつなぐ学生団体をつくったりしていました。人と関わるのが好きなので、1年生の頃にはイベントや飲み会を企画し、他のクラスの面白い人を見つけようとしていました。
Q2:研究者を志すようになった、きっかけを教えて下さい。
何か社会貢献できる仕事をしたいと思っていたのですが、大学で学問の有用性を知り、研究を通じて社会問題の解決策を探したいと考えるようになりました。大学院進学を決断したのは、東大法学部の川人貞史先生のゼミで学んだときです。統計や史料を使う実証的な日本政治研究のアプローチに大きな可能性を感じました。
Q3:拓殖大学の印象はどうでしょうか。
元々統計や実験手法など実証的な日本政治研究が強いという印象を持っており、この環境で研究したいという希望を持っていました。着任後は、各種イベントに参加する中で、120年以上もの長大な歴史を背負う気概を随所で強く感じ、感銘を受けました。またこのように歴史のある大学ですが、校舎は「ルネサンス事業」で整備されたばかりで新しく、現在の環境にはとても感謝しています。自分も教員として拓殖大学の歴史の一端を担えることを光栄に思います。
Q4:現在、関心を持たれている研究テーマについて教えて下さい。
博士論文では参議院の民意反映機能について研究しました。現在は博論で十分に取り組めず「宿題」となっていた参議院選挙区の合区問題に関心を持っています (「合区」=鳥取・島根、徳島・高知で選挙区を1つに合わせたこと) 。今後、少子化・過疎化が一層進行する中でさらなる合区は不可避であり、この問題に長期的に関わっていきたいと考えています。
Q5:先生の授業を受講する学生に伝えたいことは何でしょうか。
授業はこちらが一方的に進めるのではなく、学生の皆さんと対話をしながら双方向的に行いたいと思っています。質問があれば、授業中でも授業後でもお気軽にお声がけください。また、講義では多くの時事ニュースと関連づけて解説する予定なので、日頃から関心をもってニュースに触れてもらえると嬉しいです。私も皆さんから多くのことを学びたいと思っています。楽しみながら一緒に頑張っていきましょう。