FACULTY OF POLITICAL SCIENCE AND ECONOMICS
政経学部NEWS

【宮下ゼミ】「公共選択学会・学生の集い」最優秀賞を受賞しました

2024.03.18(月)
ゼミNEWS  
「公共選択学会 第26回学生の集い」が開催され、約200名超の学生がオンラインで参加しました。
「学生の集い」は学部生の研究を奨励するとともに、公共選択論の学問的発展に寄与することを目的としており、与えられたテーマ・解題について論文を作成し、プレゼンテーション、討論します。
このたび論文とプレゼンの内容を踏まえた厳正な審査の結果、宮下量久(ともひさ)ゼミナール2年公共政策パート(今井健人、小山瑠太、須賀陸也、趙朔、森泉大成)が「2年生の部 最優秀賞」を受賞しました。研究内容は「少子化の要因分析-地方分散による結婚率上昇に向けた提言-」でした。具体的には、未婚割合の上昇や人口の東京一極集中が合計特殊出生率の低下に有意な影響を及ぼすことを回帰分析から明らかにしました。そのうえで、各地の結婚率の上昇には、特定技能1号在留外国人数の増加や地方の企業数増加が必要であることもデータ分析から示しました。
なお、宮下ゼミは第25回大会(2022年度)でも3年生の部にて最優秀賞を受賞し、鈴木昭一学長から拓殖大学文化活動賞が授与されました。
 

【宮下ゼミ2年公共政策パートの受賞コメント】

森泉 大成(法律政治学科2年/東京都・上野学園高等学校出身)・パート長
当初、1次審査の通過を目標にしていたため、初めての公共選択学会・学生の集いで、最優秀賞を頂けたことは驚きとともに貴重な経験になりました。私はパート長として、皆で話し合える時間を作り、公共政策パートメンバー全員の考えを聞くことを心掛けました。今回の受賞は、共に頑張った公共政策パートメンバー、並びにご指導頂いた宮下教授をはじめ宮下ゼミのみんなのおかげです。本当にありがとうございました。

須賀 陸也(経済学科2年/東京都・関東第一高等学校出身)
最優秀賞を受賞したとき、嬉しさよりも驚きの方が強かったことを今でも鮮明に覚えています。自分たちの目標はプレゼン審査の通過だったので、まさか最優秀賞を頂けるとは思っていませんでした。初めての共同論文作成では、役割分担や論文のテーマについてなどの議論に苦戦し、1人での研究とは違った難しさがありました。しかし、役割分担を明確にして全員で協力しつつ、宮下先生のアドバイスをもらいながら論文を完成させることができました。論文作成や討論、発表を通して大変貴重な経験をさせていただきました。この経験は次の学会や今後の学生生活に活かしていきたいと思います。

趙 朔(経済学科2年/中国出身)
第26回公共選択学会・学生の集いでの貴重な経験をさせていただき、ありがとうございます。論文を作成し、プレゼンを行い、他大学の学生と討論したことは、将来大変役に立つことで、大学生活がより充実したものになったと感じています。また、一緒に論文を作成した同パートのメンバー、合宿で論文についてアドバイスをしていただいた先輩たち、2年日本経済パートのメンバーとの大切な思い出ができました。さらに、私たちに終始多大なご指導をいただいた宮下先生に心から感謝いたします。今後も謙虚と感謝を忘れずに、頑張っていきたいと思います。
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ゼミナール論文等発表会に参加した宮下ゼミ 2、3、4年生
(2年公共政策パートは、左上1人目から須賀君、小山君、趙君、左下1番目に森泉君)
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2023年度 宮下ゼミ2年生