FACULTY OF POLITICAL SCIENCE AND ECONOMICS
政経学部NEWS

【土屋ゼミ】合宿および校外学習を実施しました

2024.01.16(火)
NEWS  

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2023年9月11日~13日にかけて、三浦海岸にて夏合宿および校外学習を実施しました。
合宿では、法政大学人間環境学部岡松研究会と合同で卒論の中間報告会を行いました。4年生の卒論を通じて、2年生・3年生も国際法に関する理解を深めることができました。また、3日目には、4年生が前期を通じて作り上げてきた事例問題に、2年と3年が力を合わせて解答しました。どの学年にとっても合宿を通じて、国際法の考え方、使い方について実践的な学びとなりました。
2日目は、国土交通省関東地方整備局のご協力のもと、第2海堡および第3海堡の見学を行いました。晴天に恵まれ、非常に暑い中の見学となりましたが、普段は立ち入ることのできない遺跡に立ち入ることができ、大変貴重な経験となりました。これらの経験を今後のゼミナールでも活かしていきます。
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<学生の声>

志村優美(法律政治学科3年/千葉県・西武台千葉高等学校出身)
合宿では、4年生の卒論発表、校外学習、事例練習を行いました。
その中で主に4年生の発表を中心に行いました。より良い卒論を仕上げるために皆の質問も深くまでコメントされていました。しかし、発表を聞いて自分も来年作るときに追求して質問にちゃんと答えられるのかという不安も感じました。また、合宿中は、ちゃんとやるときはやり、遊ぶときは遊ぶというメリハリをつけてやれたのは良かったのかなと思いました。同時に合宿をやったことで学年を超えて仲良くなることができたのではないかなと思いました。
 
河野みなみ(法律政治学科2年/愛知県立安城東高等学校出身)
今回、国土交通省の方々に協力していただいて第2海堡の見学を行いました。第2海堡に上陸してみると、敵の戦艦を見つけるための施設であることから遮るものが何もなく、真夏の日差しを全身で浴びることになるので大変暑かったです。初めて訪れた第2海堡は想像よりも小さく、この規模で敵を迎え撃つのに十分な機能を果たせるのか疑問に思いましたが、そのあとの説明で何もない海の真ん中に島を作ることが当時の技術でどれだけ大変だったかを知りました。当時の国内情勢や戦争の準備等の話を聞くことができ、大変貴重な経験でした。
 
田村空斗(法律政治学科2年/茨城県立霞ケ浦高等学校出身)
私たちは国土交通省の方々のご協力の下、第2海堡を見学しました。上陸して第2海堡の説明を聞き第2海堡は日本湾への敵艦の侵入を阻止することだと伺いましたが、あまり面積が広くないなと感じていました。それでも石材を約49万㎥、砂を約30万㎥使用し、現在の価格で約37億も要したことにとても驚きました。また、これらの材料を運んだりするのにクレーン車を丸々船に積んで運搬し作業するということがどれだけ大変なのか学べました。当時の技術でどのように海堡が作られたのか、当時の日本の情勢などの話を聞くことができ、とても貴重な経験でした。