FACULTY OF POLITICAL SCIENCE AND ECONOMICS
政経学部NEWS

ゼミナール論文発表会が開催されました

2020.02.13(木)
ゼミ  
1月27日(月)午後3時より、ゼミナール教育の拡充と強化の一環として、政経学部ゼミナール論文発表会がおこなわれました(文京キャンパスC305・306・403・404・405教室・E館9階ラウンジ)。
プログラムはこちらです。
 
今回の論文発表会では、政経学部の学際性を活かして、法律・政治、政治・経済、SDGs、地域研究、人文・社会の5分野に教室を分け、それぞれ4年ゼミナールを代表する1名または1グループが日頃のゼミナール論文の成果を発表しました(計23の発表)。発表の後の質疑応答の時間では、教員や学生から様々な議論が飛び交いました。
 
また、昨年度から始められた2年・3年ゼミナールによるポスターセッションでは、各ゼミナールが様々な内容・デザインのポスターを掲示し、それぞれのポスターの前で自由な議論が繰り広げられました(計10ゼミ・34の発表)。
論文発表会には発表学生のみならず、多くの政経学部の学生、担当の政経学部の先生方、来年度からゼミナールで学ぶ予定の1年生、さらには、職員の方々にもご参加いただきました。総勢約250名の参加となり、大変活気のある論文発表会となりました。
ゼミ論発表風景ゼミ論発表風景
ポスター発表風景ポスター発表風景
表彰式の様子表彰式の様子
発表会終了後、午後5時15分よりE館9階ラウンジにて表彰式および懇親会が執り行われました。部門ごとに、播磨坂賞(プレゼンテーション賞)、茗荷坂賞(論理構成賞)、鼠坂賞(方法論賞)、切支丹坂賞(社会的意義賞)、鷺坂賞(オリジナリティ賞)が選考され、井上学部長より賞状および副賞が贈られました。

各専門分野の審査結果

ゼミナール論文発表会 発表結果 

部門ゼミナール学部学科氏名論文タイトル審査結果
法律・政治椎名ゼミ政経法律政治村上 堅太郎婚外子の法的地位鼠坂賞
眞鍋ゼミ村岡 拓実スイスの住民総会について切支丹坂賞
長ゼミ薦田 翔物権法定主義について茗荷坂賞
浜口ゼミ 戦争は未然に防げたのか~播磨坂賞
鈴木 竜清山本五十六と真珠湾攻撃
松井 雄哉総力戦研究所と日米戦争
小竹ゼミ渡邉 陽平米国で死刑は廃止するべきなのか鷺坂賞
政治・経済宮下ゼミ政経経済玉井 尭子ひとり親支援と地方自治体切支丹坂賞
岡田ゼミ法律政治滝沢 颯斗スポーツと地域密着~Jリーグを例にあげて~茗荷坂賞
白石ゼミ経済町田 航平年金の租税支出鷺坂賞
浅野ゼミ菅原 晟也候補者の容貌と選挙結果鼠坂賞
SDGs高橋(大)ゼミ政経法律政治宇野 佑哉食品ロスの削減利用に関する3つの研究鷺坂賞
堀江 みどり
経済島 啓介
杉浦ゼミ石橋 拓馬漁業その未来を創る切支丹坂賞
関ゼミ井上 高宏間接的土地利用を考慮したバイオマス資源の有効利用について播磨坂賞
高橋(智)ゼミ秋本 祥吾自動車リースの展望茗荷坂賞
地域研究松井ゼミ政経経済北島 一輝日本の産業を生み出した財閥たち鼠坂賞
細井ゼミ岩田 理央イスラムのスカーフ~フランス、ドイツ、イギリスにおけるスカーフ論争~茗荷坂賞
前田 菜奈
高野ゼミ高野 将太ヨーロッパ各国の食文化鷺坂賞
井上ゼミ菅原 幸希日本の伝統食「餅」は「大自然と共生するモンゴル」を襲う大寒波「ゾド」の対策となれるのか切支丹坂賞
中川ゼミ酒井 太希「一帯一路」構想~中国と現代シルクロード沿線国の関係性~播磨坂賞
人文・社会服部ゼミ政経経済當仲 優月どのような藩札なら安定して流通したか鷺坂賞
村上ゼミ奥村 美華谷崎潤一郎『少年』論~ピアノの音を用いたテクスト分析~鼠坂賞
三木ゼミ加藤 千尋通常学級における合理的配慮の実施播磨坂賞
岡崎ゼミ和田 貴文ガバナンスからみた日本プロ野球の問題茗荷坂賞
椎名ゼミ法律政治亀山 夏菜離婚後の親子の面会交流切支丹坂賞
(注) 専門分野ごとに、播磨坂賞(プレゼンテーション賞)、茗荷坂賞(論理構成賞)、鼠坂賞(方法論賞)、切支丹坂賞(社会的意義賞)、鷺坂賞(オリジナリティ賞)の審査・表彰を行いました。

ポスターセッション発表

ゼミナール発表者発表タイトル
浅野ゼミ堀井颯人町村議会議員のなり手不足と議員報酬
岡崎ゼミ師岡裕人、岩田翔太、木村有希、黒澤慶悟、遠山尚人IT人材不足問題
岡田ゼミ
外﨑莉吹、千葉令緒、小川優奈、野田優香、大竹葵子
篠原里桜、山田莉茶、江藤大琉、田口達也
薄井進吾、松原遼、佐々木南菜、大沢美夢
浅香啓介、瀧田恒平、及川直樹、川本優希、佐藤眞鴻
印象大革命~眉と顔印象の関連性~
日本の喫煙率の変化に関する考察
「映え」ってなに?
漫画と社会
白石ゼミ
一戸裕太、風間智之、小島滉大、紫暢
高橋瞬、辺聖雅、吉田疾風、丸山綾音、三塚和樹、田中大也
田澤嘉基、上妻正樹
ダイバーシティー化
外国人労働者の受け入れは適切な判断と言えるのか
高橋(大)ゼミ
梅澤誠英、龚一凡、中西真砂也
入江雄斗、小藤田学、本山哲
大野直毅、小山壮一朗、周昊
甲斐翔也、呉佳憲、土橋淳平
農地中間機構について
外国人の受け入れについて
食料自給率について
食品ロスについて
高橋(智)ゼミ
下田将弘、羽石海隼、渡辺ジェフリー、フィンチ・カオ
渡邉羅歩大、阪野武
日本における金融教育
平山ゼミ
荒川優太、石井廉、山野千枝
山田さくら、渡辺涼香、山本直樹
加藤怜、粒楽貴一、角田陸
志摩美帆、磯春花、舘田優里花、能村怜
鈴木啓悟、元田隼斗、杉山哲也、佐藤竜太
吉原智史、滝田真大
松原慶一、川野翔太
金井裕貴、岡田伊策、渋田楓、崎山裕貴
関根智司、樋口莉菜、横倉琢人
伊東蒼太、高橋良典、花房克啓
SBI証券~口座数No.1の軌跡~
としまえんの集客メカニズム
ソフトウェア産業 LINE株式会社
化粧品産業~プチプラコスメを購入するまで~
Cyber Agent
日本経済新聞はなぜ人気なのか
ヤクルト本社 海外展開の実情
スポーツ販売 アルペンの業績悪化
映画館業界の現状について
アミューズメント業界
眞鍋ゼミ
水島寛人、相馬逸人、村山広晃
濱野美玖、清水綾乃、柳田莉奈
矢津暁、石井淳平、本間直稀
上杉京一、呼野孝臣、鷲尾柊人
大里元樹、牧野勇汰
地方創生、持続可能性(SDGs)二つの要素
裁判員制度の改革
企業内保育所における人手不足の解消
現状のオリンピックから脱出するために
緊急災害時、私たち市民が取るべき最善の行動は
宮下ゼミ
福田直史、桐谷優介、鈴木貴大、久富勇輝、星野晴紀
竹前直貴、玉木勇輔、小倉翔太、越智希
松澤泰之、土井蒼樹、川口郁也、降矢紗希、出村享佑
興儀大河、田幡千尋、廣部真帆、森大輔、渡邊晋伍
國吉龍哉、三村直輝、石川来美、坂本拓望、柳下祐輔
EU離脱における雇用問題
英国国民投票
外国人労働者最低賃金一律化と制度見直しによる地域間格差の是正
経済特区の設置による東京圏の一極集中の是正
ブクレジットとイギリスのあるべき姿
森ゼミ
横尾隼士、青木将史、小峰葵、廣田将也、安藤昌宏
前澤海斗、若井孝一、市川亜紗美
AIとプログラミング
今年度は、特に、政経学部の学際性を活かし、専門を超えた分野を交えた発表会となりました。普段、なかなか他のゼミナールの活動を知る機会は少ないですが、政経学部全体でまとまって発表会を行うことで、他のゼミナールの活動を知り、大きな刺激を受けることができると思います。政経学部では今年度から、ゼミナール活動をより拡充し、原則として、2年ゼミナール、3年ゼミナール、4年ゼミナールを通した一貫したゼミナール活動が本格的に始まりました。今後もこうした活動を通して、ゼミナール教育の拡充と強化を図りたいと考えております。