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2022年04月07日NEWSゼミナール

新任教員の紹介:丹羽文生先生

Q1:先生はどのような大学生活を送っていましたか。

政治が身近な家庭環境で育ちましたので、幼少の頃から将来は政治に関わりたいと思っていました。大学では政治学を専攻して、寝る間も惜しんで貪るように政治学の古典を読みました。好きなことが学べるので授業は楽しくて仕方なかったですね。学外では、学習塾講師のアルバイトをしたり、アジアの国々を旅したり、インカレ政治サークルを作って政治家との討論会を企画したり、1999年9月に台湾で大地震が起こった時は災害救援ボランティアにも参加しました。中身の濃い4年間でした。

憲政記念館前で。現在は建て替え休館中。

憲政記念館前で。現在は建て替え休館中。

Q2:研究者を志すようになった、きっかけを教えて下さい。

特に決め手となる出来事があったわけではありません。ただ、大学在学中から政治の中心地・永田町を出入りしているうちに、「学問としての政治」を究めたいと思うようになり、仕事をしながら大学院で学び、紆余曲折を経て、この世界に飛び込みました。

Q3:拓殖大学の印象はどうでしょうか。

私は今回、海外事情研究所から政経学部に移籍しました。拓殖大学に奉職して今年度で14年目を迎えます。今では「自分の存在そのもの」が「拓殖大学」になっていますから、自分で自分の印象は語れないですね(笑)。

Q4:現在、関心を持たれている研究テーマについて教えて下さい。

今年は日中国交正常化と台湾の「中華民国」との断交から50年です。これは戦後日本外交を画する大きな出来事であり、今日の日中関係、日台関係のベースとなるものです。当時、政権政党・自民党では日中国交正常化推進派と慎重派が激しく争い、日中問題が「国内問題」と化しました。こうした現象は今日でも見られます。私にとっては博士論文のテーマでもありましたので、インタビュー調査、さらに外交史料を使って、より深く検証・分析していきたいと思っています。

Q5:先生の授業を受講する学生に伝えたいことは何でしょうか。

まず何より「無知の知」を自覚し謙虚な態度で授業に臨んでもらいたいと思います。拓殖大学に勤務して初めて担当した授業が国際学部の政治学でした。その際、現副学長の甲斐信好先生から「授業で大切なことは『難しいことを易しく、易しいことを深く、深いことを面白く』ですよ」とのアドバイスを受けました。以来、この言葉を自分のモットーにしています。疑問に思ったことがあれば、何なりと気軽に質問に来て下さい。

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