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2021年03月25日NEWSゼミナール

学生活動の紹介:渡邊聡志さん(近藤和貴ゼミ)

奨学論文優秀賞を受賞

4年 政経学部・経済学科 渡邊聡志さん

論文:「ビットコインはハイエクマネーであるか ―自生的な貨幣システムの実現―」

この度は、このような賞をいただきありがとうございます。
本論文は、ハイエクの『貨幣発行自由化論』に焦点を当て、ビットコインはハイエクが理想とする「貨幣システム」であり、その役割は人々に「貨幣選択の自由」を与えたことであると明らかにしました。
ビットコインの論争は多々ありますが、そもそも「ビットコインの本質」を論じている先行研究は、ほとんどありません。ビットコインとは、テクノロジーとリバタリアン的思想を融合させた「もの」であり、それを学術的に分析したいと思ったことが本論文を執筆するに至ったきっかけです。
過去の文献を読み解き現代を分析することは、大学という学術機関だからこそ実践できたことだと思います。ゼミで学んだ思想や哲学の観点から論文を執筆できたことは、大きな成果だと自負しております。近年、ビットコインの他にもテクノロジーを駆使し自由・平等などの思想を実現しようとする取り組みが顕著となっています。今後も、その動向を注視してゆきたいです。
論文執筆にあたり、ご指導いただきました近藤先生をはじめ、多くの先生方には大変お世話になりました。大学卒業後も学問を極め、どんな困難にも負けず気概を持って社会に羽ばたきたいと思います。ありがとうございました。

渡邊聡志さん

渡邊聡志さん

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