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2019年05月14日NEWS

新任教員の紹介:矢ヶ崎邦彦先生

Q1:先生は本学の卒業生と伺っています。どのような大学生活を送っていましたか。

入学当初は友人関係など不安が大きかったのを覚えています。しかし、外国語学部英米語学科の少数人数制の教育の中でたくさんの友人を作ることができました。彼らとは、今でも交流があります。
学習面では、英語教師になりたいという強い気持ちを持って、勉学に励んでいました。そのためには、英語コミュニケーション能力を養成する必要があると感じ、カナダの長期留学プログラムに参加し、英語能力だけではなく、文化的多様性を容認することも学び、非常に有益な経験でした。

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研究室にて

Q2:研究者を志すようになった、きっかけを教えて下さい。

自分の英語力を磨き、多角的な視点で物事を考えられるように大学院に進学しました。その際、社会言語学や語用論など非常に興味深い言語学の分野を研究し、探究心が芽生えてきました。
その後、高等学校の英語教師として奉職しましたが、研究に対する熱意が冷めることはありませんでした。幸運にも、学会活動に参加する機会があったので教育の傍ら、応用言語学の研究もしていました。その研究を、さらに追及し、母校の教育活動に貢献したいと考えるようになりました。

Q3:海外での留学経験をお持ちと伺いました。

大学時代に、本学の長期留学プログラムに参加し、カナダのバンクーバーに留学していました。その時、様々な国からの留学生と友人関係を構築し、文化的な多様性を理解する一助となりました。
また、高等学校の教師時代に国際理解部に所属し、ハワイ州ハワイ島ヒロ市にある学園施設に生徒を引率していました。そこでは、様々なスタイルの英語が話されていて、国際英語を研究するきっかけになりました。

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ハワイ留学時代のパーティーにて

Q4:現在、関心を持たれている研究テーマについて教えて下さい。

現在の研究分野は教室内第二言語習得法です。2020年を前に、現場の英語教員は、どのように英語を教えるのかに関して戸惑っています。そのため、新元号・令和の時代を担う教授法を探求しています。特に、内容言語統合型学習(CLIL)が重要な役割を果たすと考え、そのシラバス・デザインや評価方法を研究しています。また、国際英語の観点から、英語教師が教室内で使用する英語の種類に関しても、学術的に研究しています。
さらに、今後は留学が英語学習に対して、もたらす情意的な変化や、理論言語学の分野である冠詞に関しても探究したいと思います。

Q5:先生の授業を受講する学生に伝えたいことは何でしょうか。

“English is a tool for communication”「英語とはコミュニケーションの道具」です。今まで、文法や長文読解などを重点的に学習してきたと思いますが、それだけでは英語を使用できるようになりません。英語は、大量のインプットと少量のアウトプットで習得するという科学的な理論があります。間違いを恐れずに積極的に英語を使用し、一国際人として活躍してもらえば幸いです。 “Don’t be shy” と “Don’t be afraid of making mistakes” 自分が留学時代に習ったことです。間違いを恐れずに、日本人の誇りを持って積極的に海外雄飛をしてください。
また、自分は本学で恩師と思える先生に出会えました。学生の皆さんにも、恩師と思える先生に出会ってもらえれば幸いです。

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