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2018年11月16日ゼミナール

長ゼミナールが福島県の委託事業で南会津町湯ノ花地区の実態調査を行いました

政経学部の長友昭ゼミナール(民法・不動産法・中国法)が、福島県の平成30年度「大学生の力を活用した集落復興支援事業」に採択されました。その受託事業の一環として、2018年11月14日から15日にかけて、長ゼミの3・4年生が、福島県南会津町(旧、舘岩村)の湯ノ花地区で実態調査を行いました。その様子を紹介します。

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湯ノ花温泉交流センターで地区の様子や課題についてゼミ生からも質問をして、意見交換しました。

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湯ノ花の共同浴場を視察しました。夜や翌朝には、実際に入浴もしてみました。
11月14日は、都内から電車を乗り継ぎ、地区の最寄り駅である会津高原尾瀬口駅で、役場の担当者の方々と合流して、地区へ向かいました。現地到着後、湯ノ花温泉交流センターで、拓殖大学の紹介や長ゼミで学んでいることの紹介、参加ゼミ生の自己紹介などを行いました。その後、湯ノ花地区の区長さんや関係者の方々、南会津町役場の方から、地区の様子や地区が抱える課題、地区以外の南会津町の状況などを紹介していただきました。大学生の視点による率直な意見や長ゼミで学んできた「所有者不明土地問題」や「相続放棄地問題」、「空き家問題」についても、いろいろと情報提供して欲しいとご期待の言葉をいただくことができました。その後、地区内を散策しました。湯ノ花地区の代表的な観光資源である、温泉の共同浴場や伝統的な文化施設、地区内の建物や商店の状況などを学びました。
夜は、地区内の旅館に数班に分かれて泊まりました。それぞれのお宿で、工夫を凝らしたおもてなしをしてくださりました。特産の赤かぶ漬けやお蕎麦だけでなく、自家栽培や手作りの料理ばかりで、都会のホテルとはまったく違ったものでした。夕食と朝食で、ご飯を5杯以上食べたというゼミ生も少なくありませんでした。もちろん、温泉にも入って、調査の疲れを癒しました。

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前沢集落で、住民の方へ、実際の生活についてインタビューしました。

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いろりで焼いたお魚や自家製の十割そばをいただいた班もありました。
15日は、湯ノ花地区を隣接する他の地区とも比較してみるためにも、同じ南会津町内を視察することにしました。前沢曲家集落、たのせ地区、木賊温泉、たかつえスキー場などを視察しました。
今回の活動では、調査の結果を福島市で行われる報告会で報告することになります。どのようなことができるか、ゼミでさらに議論し、今後も地区や町の方々と連絡を取りながら考え続けていきたいと思います。
まだ何も分からない私たちに対し、湯の花の方々にはとても良くしてもらいました。集落の課題や空き家問題など、様々なことを教えて下さったり、美味しい食事や温かい宿まで用意して下さったり、本当にありがとうございました。
 
法律政治学科3年 小岩 美月

学生の声(一部)

経済学科3年 田中 翔太
 
2日間お世話になりました。私は初めて福島に来させて頂きましたが、空気が澄んでいてとてもいい場所だなと感じました。南会津町の役場の方には集落を回っている時になぜ家がこのよう作りになっているのかなど行く先々で色々な事を教えて頂き非常にためになりました。泊まった宿泊先ではご飯もとても美味しく、とても暖かくもてなして頂きました。役場の皆さん、湯の花の皆さん本当にありがとうございました。

法律政治学科3年 荻原 一樹
 
実際に行ってみて、人と人との繋がりが強いように感じられ、みなさんとても人柄が良くて、実態調査ではありましたが、とても楽しく有意義な時間を過ごすことができました。また湯ノ花というところは自然がとても多く気持ちの良い住みやすそうなところでした。
私たちの代だけでなく後の世代のゼミへもしっかりと引き続きをして、ゼミとして今置かれている問題に少しでも貢献できればと思いました。湯ノ花や役場のみんなさんにはこの2日間大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

法律政治学科4年 小野里 太郎
 
今回、集落や空き家問題について実際に歩いて見て学び、現状を目の当たりにしました。
解決していかなくてはいけない問題もありますが、すばらしいところもたくさんありました。空気が綺麗で自然豊かな場所であり、美味しいご飯を食べることができ、町の方々の優しさにも触れることができました。これらがこれからも守られていって欲しいと心から思います。少しでもそのお役に立てることができれば嬉しいと思います。

法律政治学科4年 久野 智菜
 
教科書やニュースで得るようなこととは異なる、実際に起こる町の問題を直接に聞くことができて、とても勉強になりました。

政経学部法律政治学科4年 諸岡 貴大
 
民宿の宿主の方に若い人を中心とした太鼓サークルの活動を拝見させてもらった時、若い人が両手の指で数えられる数しかいなかったのに衝撃を受けました。また、標高の高い所に連れて行ってもらい夜空の星を見ました。都会では味わえない光景を見て感動しました。自分自身が勉強不足なところもありましたが、自分の目で、そこでなにが問題になっているのかを感じるのが重要なことだと感じました。

法律政治学科4年 永井 悠真
 
自分の地元でもある福島での調査ということでしたが、福島県内で過疎化している地域は湯の花だけではないので、それ以外の市町村の現状を踏まえた上で今後の課題解決に取り組んでいきたいと思っています。湯ノ花地区並びに役場の職員の方々、ありがとうございました。

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