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2018年09月18日ゼミナール

【松井ゼミ】「文理融合の学び」を志向する

松井ゼミでは、経済学だけでなく歴史(時間軸)、地理(空間軸)、経営(経済のダイナミズム)などの視点も加味してグローバル経済を分析する「立体的・学際的な学び」を強く志向してきました。例えば、歴史の分野では諸地域世界の形成と世界の一体化、グローバルヒストリーなどの視点、地理や空間の分野では地政学などの視点、経営の分野では企業のビジネスモデル、財閥・企業グループの戦略や歴史などに重点を置いてきました。
今後は、文系分野の学際的な学びだけでなく、理系分野の知見も取り入れていく形の文理融合の学びに取り組んでゆきたいと考えています。具体的には、地理分野の知見に地学分野の知見を加味しながらグローブ(球体)としての地球を強く意識していくようにします。
政経学部の学びは文系の学問領域の体系習得が中心であり、地歴公民の分野に当てはめれば公民の分野(政治・経済)が核になっています。一方で、グローバル化が著しく進展して地球規模問題への対応が強く求められる中で、文理融合のアプローチがますます重要になってきています。ゼミでは、理系の4領域の中でも地理との接点が多い地学の学問体系を切り口として、文理融合の学びを深めてゆきたいと考えています。
ゼミが志向している文理融合のアプローチ

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地球科学は教員の専門領域ではありませんが、世界遺産や絶景などの題材を取り入れながら地理と地学を中心とした文理接合の試行錯誤を重ねてきました。この一環として、「地球とは何かを考える」ことを趣旨とした校外学習を9月14日に実施しました。
具体的には、学部・大学院のゼミ生が参加して江東区に所在する5つの施設を巡りました。環境に優しいエネルギーの活用(東京スイソミル[水素情報館]、ガスの科学館)、身近な環境問題・エコロジー(えこっくる江東[江東区の環境学習情報館])、防災体験(そなエリア東京)、科学で未来を考える(日本科学未来館)などの事項を総合的に把握することで、地球とは何かを考える契機になればというのが校外学習の目的です。
校外学習で活用した施設

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日本科学未来館では、「ジオ・コスモス」(球体ディスプレイ装置)がシンボル的存在となっています。これは単なる巨大な地球儀ではなく、多様な情報がプロジェクション・マッピングのような形で映写されます。これらを眺めることで、球体としての地球(グローブ)を体感することができます。
ゼミでは、このように様々な分野の知見や施設を活用しながら、グローバル社会を生き生きと把握する学びの探求を続けていく所存です。
日本科学未来館のジオ・コスモス①(通常時)

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日本科学未来館のジオ・コスモス②(情報映写時)

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