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2017年10月16日ゼミナール

【政経学部】長ゼミナールが筑波大学、北星学園大学のゼミと合同ゼミを行いました

政経学部の長友昭准教授(民法・不動産法・中国法)のゼミナールが、筑波大学、北星学園大学のゼミと合同ゼミを行いました。その様子を参加学生に報告してもらいました。
 

政経学部法律政治学科3年 久野智菜
 
政経学部の長ゼミナールでは、平成29年7月8日(土)に、拓殖大学文京キャンパスにて、筑波大学の宮坂渉先生のゼミと北星学園大学の足立清人先生のゼミの3つの大学の民法ゼミで、合同ゼミを開催しました。このような合同ゼミは昨年度から始まり、2回目となる今回は「共同相続された預貯金債権は遺産分割の対象になるか(平成28年12月19日最高裁大法廷決定)」というテーマで研究・討論を行いました。
この決定は、預貯金債権は相続の開始と同時に相続分に応じて分割されるものであるとする従来の最高裁の判断を変更し、共同相続された預貯金債権は遺産分割の対象となるとしました。また、本決定により生じる取引実務への影響なども問題となり、これらを学説・判例等を踏まえ、議論しました。
 

当日の議論では、まず、事前に作成した研究書面の内容の確認として、①事実の概要の説明、②判旨の説明、③判決の動向・学説等の説明発表が各ゼミに割り当てられました。長ゼミは、③判決の動向・学説等の説明の担当となりました。ここでは、他大学の学生や先生方から、それぞれのゼミの研究書面の説明についての質問や疑問点が挙げられ、それに対して答えるという質疑応答を行いました。次に、事前に提示されていた複数の論題に対して、各ゼミが賛成・反対の立場に分かれて討論を行いました。ここでは、学説・判例等を踏まえて、賛成・反対の立場に合わせて主張を述べる一方で、自らのゼミと反対の立場に立つゼミに対して、質問をして議論をするというものでした。最後に、研究書面の中身や討論での態度・対応について、宮坂先生、足立先生、長先生、そして質疑に参加してくださった早稲田大学の清水悠先生から評価をしていただき、各大学の学生も他のゼミへの評価を行いました。その結果、長ゼミは「可分債権賞」をいただきました。
 

議論が終わると、教室からE館の展望ラウンジに移動し、懇親会となりました。懇親会では、拓殖大学の学生食堂で準備してくださった料理が並び、他大学のゼミ生と食事をしながら交流し、親睦を深める機会となりました。ラウンジや料理は、他大学の学生や先生からも大変好評でした。
 
私たち3年生にとっては、初めての他大学との合同ゼミであり、正直なところ、勉強不足を痛感しました。納得のいくものになったとは言い難いですが、この討論に対しての準備に費やした時間やこの合同ゼミに参加できたことは、今後のゼミでの発表や研究成果のとりまとめにいかせるものでした。また、成長を感じられるイベントとして後輩にも伝えていければと思います。とても有意義な経験ができました。

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合同ゼミ議論中

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合同ゼミ終了後

学生の声

政経学部法律政治学科3年木村映日
合同ゼミでは、自分たちの勉強不足を痛感しました。事前に長先生が指摘してくださっていたところですら答えられませんでした。しかし、他大学から学んだことはプラスになったので、これからのゼミで活かしたいと思います。

 
政経学部法律政治学科4年 松本晟
私は4年生ということもあり、今年はディスカッションを聴くことが中心でしたが、その中で自分の疑問点の1つを3年生に話したところ、議論の中の質問の1つに採用してもらえました。アドバイスの良い経験をさせてもらえました。一方で、他のゼミとの準備の差も感じました。去年合同ゼミを経験した私たち4年生がもっと3年生にアドバイスできればよかったと反省しました。良かった点・反省点とそれぞれありましたが、どちらも合同ゼミで得られたよい経験だと思いました。

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