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2015年12月22日NEWS

政経学部で外務省「外交講座」開催される

2月1日と17日に、本学政経学部において外務省「外交講座」が開催されました。外交講座は外務省の現役職員の方が大学に来て、国際関係や外交問題、外務省について等のテーマでお話しくださるものです。

12月1日

12月1日には政経学部「国際政治史B」「国際政治史Ⅱ」(浜口裕子教授担当)の授業の一環として、その機会が設けられました。12月1日の講座では「日本の領土問題」について外務省の国際法局国際法課の有光大地さんからお話しをいただきました。

有光さんはイントロで「外交」に関しての基本的な考え方や報道との関係についてお話しくださった上で、領土問題(北方領土、竹島)を基本文献を挙げつつ解説し、日本の立場を説明くださいました。また、尖閣諸島については解決しなければならない領有権の問題は存在しないことを歴史を踏まえてごお話しくださいました。
 このような試みは拓殖大学では初めてで、講義の内容は高度なものでしたが、詳細な資料を作っていただき、それに基づいて説明くださいました。学生にとっては実際の日本外交を担う実務家からお話しをいただく貴重な機会になりました。

参加学生の感想

外務省の仕事の内容は知っていたが職員の方の話を聞けるのはとても貴重な体験だと思う。
・新聞やネットを見ていると一つの角度しか見ていないので、情報に偏りが生じていると感じ、今日の講演で正しいものの見方を知りました。
・実務の方が話してくださることは現実的で、最前線の情報、日本の立場を知ることができる。
・国際社会で戦うことの厳しさを感じた。
・領土問題について何が問題となっているのか、論点は何なのかが分かりやすく、すっきりしました。
・世界が大きく揺れ動いている現在、日本が今、国際的にどのような立場にいてどんな問題を抱えているのかについて自分の認識が浅かった事を思い知らされました。

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2月17日

12月17日には政経学部の日本外交史Ⅱ(浜口裕子教授担当)の授業において、今年度二回目の外交講座が開催されました。
今回は外務省欧州局ロシア課兼北海道連携推進室の永岡和道さんがいらしてくださり、「日露関係の現状と展望」というタイトルでお話しいただきました。
 

永岡さんは最初に簡単に外務省の仕事について紹介された後、北方領土問題の概要と経緯をロシア側の視点を交えてお話しくださいました。次にロシアをとりまく状況について、内政、経済、安全保障、ウクライナ、シリア、米露・中露関係等、順を追って解説なさり、最後に日露関係の展望を説明されました。また、僅かですが学生の質問時間をとってくださり、質疑応答が行われました。
 

日ソ関係は「日本外交史」の通常授業でも取り上げられているのですが、この外交講座によりより詳しく、またまさに日本外交の現場で活躍する方のお話しにふれるという貴重な機会を得ることができました。参加学生は詳細な講義の資料に加えて外務省発行の『われらの北方領土』という冊子をいただきました。

参加学生の感想

日露・日ソ関係はあまり報道でも取り上げられないので、今回の講演はとてもわかりやすく、資料も細かく書かれていたのでよかったです。
・外務省は興味はありましたが、どういうところか分かっていなかったのですが、この外交講座でわかってよかったです。
・ロシア側の外交に関する考えや対応の仕方について知ることができたと思います。
・現場で経験した方のお話しは貴重だと思います。
・大きな視野で見ることと、最新の状態を確認できたのでよかった。
・メディア等での浅い知識や、思っていたことと違うことを、ちゃんと知ることができるので良いと思うし、他の省庁の話も聞いてみたくなった。

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