FACULTY OF POLITICAL SCIENCE AND ECONOMICS
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政経学部を知る

政経学部を知るMV
政経学部を知るWhat?
政経学部の学びは、社会や組織が抱える課題を分析し、その解決策を考える「問題解決の科学」です。
法律、政治、経済という3分野から、現代社会のさまざまな課題にアプローチして総合的な思考力を養います。
複雑化する現代社会において問題解決型の人材はあらゆる分野で強く求められており、
政経学部で学んだ学生の進路の可能性はさまざまな領域に広がっていると言えるでしょう。
In Tokyo
4年間、都心の文京キャンパスで学びます
東京の中心で
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育成する人材像

育成する人材像
日本の未来を、世界を視野に考える。
拓殖大学ならではの学びがあります。
政経学部の教育目標は、国内外の社会や組織の課題を発見し、解決へと導くことができる人材を育成することです。これまでにも中央、地方の政界や経済界のリーダーとなりうる人材が輩出し、海外雄飛を実現した卒業生も少なくありません。
グローバル化の進展に伴い、社会や組織が抱える課題はますます複雑化しています。ものごとを多面的に捉える学際的な視点、グローバルスタンダードに照らし合わせて考える視野の広さは必要不可欠で、それらを養うことこそが政経学部の学びの本質でもあります。社会が大きな変革期を迎える今こそ、政経学部が育成する問題解決型の人材が必要とされているのです。
政経学部の教育の特色と目標
世界を見つめる国際的な視野
アジアを中心に世界の地域研究が盛ん。国際教育のパイオニアとして言語教育や留学制度も充実。
問題解決型の人材育成
授業では法律、政治、経済のさまざまな課題を明らかにし、解決へと導く方法を探ります。
学際的なアプローチ
法律、政治、経済をバランスよく学べるのが魅力。各観点から問題を見出し柔軟な思考力を養成。
国際的な視野に立ち、公共と民間の多様な領域に貢献できる次代のリーダーを育成。
身につく問題解決能力

日本の未来のために地方を元気にしたい!そんな時に役立つ人材とは

さまざまな利害を調整しながら、新しい政策を提言できる人材が必要です。
さまざまな利害を調整しながら、
新しい政策を提言できる人材が必要です。
国から地域へ行政の裁量権を移譲する動きが加速しつつあります。地方によって抱えている問題も、取りうる対策も異なる中で、国の一元化したコントロールを見直すのは当然の流れです。しかし、問題はそう簡単ではありません。同じ地域に住んでいる人であっても、置かれている立場や状況によって、希望する社会の姿は大きく異なるはずです。「地域の未来は地域が決める」ということは、意見の異なる人、利益を得る人とそうでない人の間の調整自体も地域で行うということに他なりません。
どのような政策であっても、そこにはメリットとデメリットがあり、それが地域にどのような影響を及ぼしていくのかを考えると舵取りは非常に困難です。地方分権には地域の活性化につながる大きな可能性がある一方で、それに伴う結果や責任も引き受けることが求められます。ともあれ、これからの日本を輝かせるには、地域が元気であることが不可欠です。政経学部では、政治の今をリアルタイムで捉える学びを通して、立場の異なる利害関係者を納得させるリーダーシップと調整力、また行動力を備えた政策提言力のある人材の育成をめざしています。
新しい政策を提言できる能力

「知らなかった」じゃ済まされない!法化社会を賢く生き抜くには

さまざまなリスクを総合的に考え、法的紛争に至る前に予防することが大切です。
さまざまなリスクを総合的に考え、
法的紛争に至る前に予防することが大切です。
規制を緩和して自由な競争を促進する動きが世界的に進んでいます。例えば、協定を結んでいる国の間で関税をできる限り小さくするTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の取り組みなどは、その代表的な例と言えるでしょう。そうした自由な競争が成立するにはプレイヤーたちによる「ルールの遵守」が不可欠です。近年、企業が法律や内規などに従って活動しているかどうかを問う「企業コンプライアンス」が注目されているのも、法律に違反することで企業の信頼が失墜してしまうケースが後を絶たないから。そして、落ちてしまった評判はなかなか元に戻らず、致命的なダメージを企業に与えてしまうことが少なくありません。
自由な行動には「自律」が伴います。トラブルが起これば法律による解決が求められますが、そうならないための予防こそ大切なのです。こうした法化社会においては、もちろんビジネスに限らず一般市民においても法律の知識が欠かせません。倫理的な問題も含めてビジネスのルールを学び、また私たちの社会を形づくる法律について幅広く理解を深め、これからの社会を支えていく力を養うこと、それも法律学の使命です。
法的紛争を予防する能力

激しく揺れ動く世界の経済。仕事は、社会は、これからどうなる

激動する時代を生き抜くためには、世界の動きを正確に把握する必要があります。
激動する時代を生き抜くためには、
世界の動きを正確に把握する必要があります。
新型コロナウィルスの感染拡大をきっかけに、世界は連鎖的な危機に見舞われています。現在の世界経済はさまざまな国が関わって互いに影響しながら発展しており、景気の連動性はますます高まっています。例えば、米中による貿易摩擦の問題が日本でもトップニュース扱いで報じられるのは、アメリカや中国の経済動向が日本経済に大きく影響することが自明だからです。
そして今後も世界は相互依存を深め、さらに緊密につながり発展していくでしょう。その中で社会人として、また一人の生活者として安全・安心な暮らしを営むには、世界の動きを的確に捉える目と、その影響を柔軟に考える多角的な視野が不可欠と言えます。「グローバルな視点から経済を捉え、未来を見通す目を養う」ことは、まさに政経学部が大切にしているテーマの一つ。身近なテーマを取り上げて経済学をやさしく解説する授業を通じて、経済の全体像を捉える大局的な視点を身につけてください。国際教育を展開する大学として歴史ある拓殖大学ならではのグローバルな学びは、必ずみなさんの知的好奇心を満足させることでしょう。
時代の流れを読み解く能力

情報化・国際化が進む現代社会で力を発揮する学びとは

問題解決能力に加え、社会で役立つ豊かな教養を育みます。
問題解決能力に加え、
社会で役立つ豊かな教養を育みます。
情報化・国際化の進展は、世界の距離を急速に縮めつつあります。テレビやインターネットを通して海外のニュースやトレンドは瞬く間に日本社会に広がり、また、観光立国の掛け声のもとに進められている海外観光客の受け入れ推進強化によって、普段から外国人を身近に感じる機会が増えた人も少なくないでしょう。もちろん仕事の場面でも国際化は進んでいます。ビジネスパートナーとして外国人と接する機会はますます増えており、社内公用語を英語にする企業さえあります。
このような時代を生き抜くためには、情報リテラシーや異文化理解力、外国語運用能力などに磨きをかけることが大切です。政経学部では豊かな教養を身につけるための学びにも力を入れており、1年次から必修科目として情報リテラシーや言語科目を設置しています。希望する学生はプログラミングを専門的に学んだり、語学留学や海外フィールドワークを経験したり、高度な学びにも挑戦できるところが大きな魅力です。時代が求める問題解決能力に加え、情報リテラシーや国際感覚にも磨きをかけることで、進路の可能性はより多分野に広がります。
時代が求めるマルチな素養