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【政経学部】新任教員の紹介:近藤和貴先生

【政経学部】新任教員の紹介:近藤和貴先生photo 本学政経学部では、2016年度に4名の新任教員をお迎えしました。一問一答方式で先生方をご紹介いたします。第3弾は、近藤和貴先生です。

 

Q1:先生はどのような大学生活を送っていましたか。

不真面目な学生ではなかったと信じていますが、どちらかと言えば自宅か図書館で本を読んだり映画を観たりして過ごすことが多かったですね。
振り返ってみると、自分が将来何をしたいのか、大学に何を求めていいのかまだよくわかっていなかったのかもしれません。
ただ、私は田舎育ちなので、この時期に様々な言葉や考え方に接したおかげで自分の世界観を広げることができました。

 

Q2:研究者を志すようになった、きっかけを教えてください。

【政経学部】新任教員の紹介:近藤和貴先生photo 学部時代に本を読み漁っている際に、たまたまプラトンに出会って衝撃を受けました。
「哲学者が王にならないと、人類にとっての不幸が止むことはない」って常軌を逸しているとしか思えませんよね(笑)。
しかし、このプラトンが西洋政治哲学の起源に位置するわけです。あまりに奇抜な発想と美しい文体に惑わされてそのまま政治哲学のゼミに入り、謎めいた思想を解き明かそうと追いかけているうちに気づいたら研究者になっていました。
ちなみに、こちらにいらっしゃるのはプラトンの師匠のソクラテスくんです。研究室に来ると会えますよ。

 

Q3:海外での留学経験をお持ちと伺いました。

5年間アメリカで勉強しました。言語と文化の違う国で多国籍の学生たちと切磋琢磨し学位を取得できたことは大きな自信になっています。
一番印象に残っているのは大学で出会ったすべての人が学問に真剣だったことです。先生方も学生といつも本気で議論してくれました。この経験は自分の中で教師という職業が魅力的なものになるきっかけになりました。

 

Q4:現在、関心を持たれている研究テーマについて教えてください。

一つは、プラトン以外のソクラテス像の研究です。
プラトンはソクラテスについて考え彼の言動を書き残すことで西洋政治哲学の起源になったわけですが、ソクラテスの登場という事件を同時代の人間がどう捉えたのか、そしてそもそも一体何が始まったのか、様々な証言を比較して考察しています。
もう一つのテーマは、コスモポリタニズムの歴史です。コスモポリタニズムの起源はギリシアのディオゲネスとされていますが、その後様々に変容し現代にいたります。
グローバルな社会が形成されつつある中で、この理論をどのように活かすことができ、またその限界は何なのか、自分の研究と現代社会との重要な接点として取り組んでいきたいと思っています。

 

Q5:先生の授業を受講する学生に伝えたいことは何でしょうか。

留学当初、右も左もわからない私に、指導教授は「私はあなたのためにここにいるのですから、いつでも相談しに来なさい」と言ってくれました。今でも鮮明に覚えています。
拓殖大学は、様々な専門性を持った教員をそろえられる大きさと、教員と個々の学生との対話を可能にする小ささを兼ね備えた大変バランスの良い大学です。
授業に出席することも大切ですが、学問のこと、将来のこと、何でも相談してください。身近にいる専門家をうまく活用してほしいですし、教員としてもそうした学生と話すのはとても楽しいものです。

掲載日:2016年05月11日

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