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2017年11月24日ゼミナール

【政経学部】関ゼミの大津島合宿とアイランダー参加報告

政経学部の関ゼミでは本年9月7~9日まで山口県周南市沖合の離島・大津島で合宿をし、聞き取り調査を実施しました。また合宿のご縁を契機に、11月18と19日には全国の離島が集って島の魅力・文化を伝える「アイランダー」(主催・国土交通省 於・池袋サンシャイン)の大津島のブースを手伝ってまいりました。
以下、3年経済学科の星野亮くんが報告します。

合宿報告

大津島は人口約270人、高齢化率は80%の島です。また、戦時中に人間魚雷「回天」の製造工場と訓練基地があった島としても知られています。関ゼミOBの大友翔太先輩が地域おこし協力隊として大津島に移り住み、島おこし事業を行っていることを契機に、今回の合宿が実現しました。


関ゼミでは、大友さんの紹介で島のお年寄りたちにインタビューを行い、「回天」の工場があった戦時中の大津島のことや、漁業や農業など島の文化について貴重なお話しを聞くことができました。得難い経験でした。私たちは、島で行ったインタビュー記録を文字起こしして島に寄贈いたしました。

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魚雷工場で働いていた女性(89歳)への聞き取り

合宿中、島の波止め周辺の清掃活動も行いいました。ゴミの中には5年以上も前に流れ着いてそのままになっていたものなど沢山あり、二時間の収集で二十袋以上のゴミが集まりました。
 

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島に流れ着いたゴミの収集をする学生たち

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回天記念館も訪問しました。館長の松本紀是さんから、自分たちと同じ年代の若者が回天に乗って特攻していったことなど貴重なお話を聞くことができました。回天で特攻していく方々が、両親への感謝の気持ちを綴った遺書など、当時の兵隊の心境が残された遺品が数多く展示されていました。私は、松本さんの話や展示資料を見て戦争の悲惨さを改めて痛感しました。

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回天記念館の前で館長の松本さんと共に。鎮魂と平和への祈りをこめて

国交省主催「アイランダー」の手伝い

ゼミ合宿での交流を契機として、ゼミでは11月18~19日にかけて池袋サンシャインで行われた国土交通省主催の企画「アイランダー」を手伝いました。

「アイランダー」とは、全国の離島から島民が集まり文化や特産品を紹介し、島に興味を持ってもらうためのイベントです。私たちは、アイランダーに参加し、大津島から来られた方々の手伝いとして、日本の離島に関心がある人たちと話す機会をいただきました。大津島のブースに寄ってくれた人と話していると、環境のよい島への移住に興味がある人や、観光で行ってみたいと言われる人もいました。また来年もアイランダーに参加してみたいと思いました。
ゼミ合宿でお世話になった大津島の方々、今回の合宿をアレンジして下さった関ゼミOBの大友さんに心から感謝を申し上げます。
文責 星野亮(3年経済学科)

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11月18~19日:アイランダーの大津島ブースで島民の方々の手伝いをしました

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