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2017年11月14日ゼミナール

【政経学部】茂木創ゼミナール石田りかさん、「第9回中曽根康弘賞」佳作入賞、本学初の快挙!

茂木ゼミナールに所属します政経学部4年の石田りかさんが執筆しました、
「日本が守るべきこと拓くべきこと―『島国化』する世界を拓く『国際的武士道』」
と題する論稿が、公益財団法人 青雲塾(塾長 中曽根康弘元首相)が主催されました第9回青雲塾・中曽根康弘賞において佳作に入賞いたしました。
2017年11月12日(日)、ホテルメトロポリタン高崎で開催されました授賞式において、中曽根康弘元首相(本学第12代総長)より賞の授与が行われました。
石田論文は、グローバル化が進展する中で、「島国化」と呼ばれる内向きの傾向が顕著となっていることを指摘し、島国日本の役割を再考する中で、久米邦武の「外向きの島国根性」に着目、その源泉となる武士道精神の重要性を主張し、高く評価されました。
最優秀賞・優秀賞こそ東京大学大学院の院生と群馬県立女子大学の学生に譲る結果となったものの、学部生として高く評価され、本学としては初の快挙となりました。
今年は中曽根元総長が白寿を迎えられた、節目となる年でもあります。式典には、中曽根弘文氏(元文相・外相)、先の衆院選で当選されました中曽根康隆氏、学友会群馬県支部長の山崎松恵氏のご臨席を賜りました。
受賞式の模様は各種メディアを通じて広く報道されました。

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中曽根康弘元首相と固い握手を交わす石田りかさん

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中曽根康弘元首相を囲んで(石田りかさんは前列左から1人目)

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朗報を受け、駆けつけてくださいました学友会群馬支部長の山﨑松惠氏(左)と。

学生インタビュー

Q1「どのくらいの時間をかけて、どんなことに苦労しましたか?」

4月からタイトルや章立てを考え、資料を集め、約5か月かけて執筆活動を行い、8月に完成しました。明治期の文献を扱ったので、他大学にも訪問して資料集めをしました。
就職活動と論文を両立して取り組んでいた為、時間の使い方には苦労しましたが、論文執筆が自己分析をする格好の機会となり、結果的には相乗効果を得ることが出来ました。
夏休みに先生とゼミ生で「旧南満州鉄道沿線とヤマトホテルを巡る旅」をしました。明治から平成と時代が移り変わる中、日本が大陸・世界とどう向き合ってきたか、五感で感じ取ることができたのですが、そのための事前準備が、結果的に論文執筆にも大きな影響を与えました。むしろ振り返ると、先生はそういう意図をもって旅を提案されたのかな、と考えています。
 

Q2「先生からはどのような指導を受けましたか?」

実は、外部論文への挑戦は中曽根康弘賞が2度目です。先生に指導されて挑戦した1度目は選外となり、挫折を味わった時期がありました。そこから諦めず中曽根賞に取り組めたのは、先生の温かく厳しいご指導があったからだと思います。誰にでもできることではないと思います。人気のゼミに入れて本当によかったと思っていますし、頑張ろうという気持ちになりました。
 論文に挑戦することは「勇気」が必要であり、書き上げるには「根性」がなければなりません。そして、入賞するには「運」をも味方に付けなければなりません。何度挫折しても、「誰も成し遂げたことがないことに挑戦することの大切さ」を、先生は論文指導を通して教えて下さいました。

Q3中曽根先生と握手されたとき何を感じましたか?」

執筆にあたり、中曽根先生の『総長講和』を読み返しました。そこに記されている中曽根先生の言葉には、本学への想いが端々に感じられます。当時、並々ならぬ思いで本学の学生を指導して下さったことが伝わります。私も胸が熱くなる想いで書き上げました。
今年、白寿の年を迎えられた中曽根先生ですが、握手の時には力強く手を取って下さり、にっこりと穏やかな目で、「おめでとう。本当におめでとう。よく頑張ったね。」とお声かけいただきました。拓殖大学の学生として中曽根康弘賞を受賞できたのは、今の私なりに中曽根先生の想いに応えられたからだと思っています。

Q4「後輩へのアドバイス、教えていただけませんか?」

私は自らが執筆するまで、難しくて専門性が高いものだけが論文だと考えていました。しかし、一部の専門家だけではなく、誰もが読みたくなるような論文も社会的なインパクトを与えると思っています。先生からは「自分の土俵で戦う」ことが大事だと教えられました。私もそうだと思いますし、本学の学生には必要だと思っています。拓殖大学の学生には拓殖大学の学生の良さがあるからです。高度な知識を駆使して書く論文で勝負をしていたら、入賞はできなかったと思います。
私は、学生ひとり一人の個性を大事にしてくれる先生の下で論文指導を受けられました。また、桂太郎塾を通じて森本敏総長、丹羽文生先生にも指導を受けることができました。向学心あるゼミの仲間や後輩、受賞歴のある先輩に恵まれましたし、職員の皆様や学友会を通じてOB・OGからの温かい励ましにも勇気づけられました。そういう環境が本学にあることを忘れないで努力してください。そうすれば、きっともっと良い成果を出すことが出ると思います。

聞き手:小泉彩花(政経学部2年経済学科)

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