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2017年09月05日ゼミナール

【政経学部】 環境研修の報告

政経学部では首都圏周辺での環境研修を実施しています(2単位認定)。今年度は、認定NPO法人・自然環境復元協会の協力を得て、5月28日に八王子長池公園で林内散策道の整備、7月29日には板橋区のサンシティで池の掻い掘り(かいぼり)作業など、自然を管理する手法を習得するための、得難い経験をしてきました。


8月8日には高尾山の国有林で高尾森林ふれあい推進センターの指導のもと、人工林の森林整備作業を体験させていただきました。今回は、その活動の様子と感想を学生のレポートの中から抜粋して紹介します。

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ヒノキの間伐に挑戦!

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ようやく切れた!

学生レポート

経済学科2年 石岡 瞬くん
 
午前9時30分高尾山口駅を車で出発し、森林ふれあい館に到着。挨拶した後、森林学習をしました。日本は、世界有数の森林国で国土面積の3分の2が森林だということ、さらにその5分の2は人工林であり、人間の手ですべて間伐など手を入れる必要があるということに驚きました。また、森林がもたらす機能についても様々な機能があり、空気を浄化する以外にも土砂災害を防止する効果など、自然は自分たちの生活にとって必要不可欠だということを再確認しました。
そのあと薪割りを体験しました。全員薪割りは初めてという学生ばかりでしたが、職員の方がご丁寧に説明して下さりました。最初は上手に割れなかった自分たちも、何回もやるうちにコツをつかみ上手く割れるようになりました。薪割り体験は最初で最後かもしれないくらい貴重な体験でした。
午後から間伐作業にとりかかりました。職員さん一人と学生で班をつくり各々作業箇所に向かい一緒に作業を行いました。私はテレビで間伐作業を見たことがあったのですが、思った以上に大変でした。職員の人に木の倒す向きやどの程度切ればいいか教えてもらいながら一人一本ずつ切ることができました。はじめての体験でしたが、ノコギリで木を切るのは、ストレス発散にもなり作業は面白いと思いました。
今回、高尾山での間伐作業では自然の大切さとそれを支える人たちの仕事を身をもって体験しました。そして、ご協力いただいた高尾森林ふれあい推進センターのみなさんありがとうございました。

 
法律政治学科3年 田川鴻平くん
 
薪割りは樹齢100年ほどの檜を割ったが、なかなか力だけでは割れず、コツがいるものだった。割った檜はいつまでも嗅いでいられるようないい匂いがした。
休憩を挟んだ後、いよいよ間伐実習だ。6チームに分かれ、それぞれ担当者の方が付いてくれて間伐作業を教えてくれた。前日雨が降っていたこともあり、足場が悪かったが、木を自分で倒した時はなんとも言えない爽快感があった。木はデタラメに切るのではなく、どの木を切るか、どこに倒すのかを考えることも間伐を楽しめる一つの要素ではないだろうか。切った木を下に持って行くのは大変だったが、それ以上に学んだことが多かった。

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間伐した木材を運搬

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作業完了!

経済学科2年 藤﨑 亜夏子さん
 
最初に、「日本の森林と林業」の講義を1時間ほど受けました。森林の多面的機能や、昔と比べて木材価格が下がっていることは知っていましたが、木の伐採方法は知らなかったので、詳しく知ることができて良かったです。
次に、薪割りを体験しました。私は今まで薪割りは木の真ん中から割るものと思っていましたが、端の方から少しずつ割っていくことがわかったときは驚きました。薪割りはやったことがありませんでしたが、思っていたより上手くできました。また、薪割りに使ったヒノキは防臭・消臭・リラックス効果があるということで、少し分けてもらいました。
最後に今回のメインである、間伐実習をしました。作業したところは傾斜地になっていて滑り落ちそうになった時もあり、大変でした。しかし間伐をすることで、他の木に十分に日光が当たるなどの利点があることを改めて学びました。

 
経済学科2年 中川綾乃さん
 
間伐体験では、前日の台風の影響もあり、足場が悪く歩くだけでも大変。のこぎりを触るのも中学生以来で不安でしたが、職員の方のご丁寧でわかりやすいご指導により安全に作業を行うことができました。手作業ではなかなか木が切れず、思いのほか体力が必要で大変でしたが、綺麗に伐倒できた瞬間は迫力があり、とても達成感を感じることができました。
今までは森林や林業について考える機会がなかったのですが、今回の貴重な体験を通して、日本の林業について真剣に考えるきっかけになりました。国土の保全や地球温暖化の防止などの機能のみならず私たちの生活にも密接に関係している森林の管理の大切さに気づくことができました。
 

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