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2017年05月08日ゼミナール

【政経学部】長ゼミナールが国立公文書館で日本国憲法の原文などを見学しました

4月20日、政経学部の長ゼミナール(民法・不動産法・中国法)の学生が、同日のゼミ終了後に、国立公文書館で5月7日まで開催中の平成29年春の特別展「誕生 日本国憲法」を見学しました。その様子を参加した学生にレポートしてもらいました。

日本国憲法原文などの見学を終えて(政経学部法律政治学科4年 藤田 諒)

通常のゼミ終了後に、国立公文書館で開催されている、日本国憲法の展覧会へ見学に行きました。日本の憲法は今年で施行から70周年をむかえます。 今回の展覧会はマスコミなどにも注目されており、日本国憲法の原文をはじめ、その制定過程に作成された関係資料が展示されているもので、大変興味深いものでした。 日本における国家体制の基本を定めた憲法ですが、当時の国内外の力関係が複雑に絡み合うなかで生み出された新憲法誕生までの歴史を知ることができました。

私たちのゼミでは民法を中心に学んでいますが、最近は民法に関する憲法判断がなされた裁判も注目を集めています。 それらの裁判をゼミで扱ったこともあるので、教室での勉強とは違った新鮮さや面白みがあって、貴重な経験をすることが出来ました。今回の展示会で得た知識を今後のゼミ活動に活かしていきたいと思います。

日本国憲法原文などの見学を終えて1

日本国憲法原文などの見学を終えて2

学生の声(一部抜粋)

政経学部法律政治学科3年 久野 智菜

国立公文書館での見学は、憲法の原本を始めとした憲法に関連する貴重な資料を間近で見ることができるという、貴重な体験となりました。 ゼミでは、普段は民法を勉強していますが、この見学により憲法への関心も高まる良い機会になり、参加できて良かったと思います。

政経学部法律政治学科3年 諸岡 貴大

竹橋の国立公文書館で日本国憲法の原文を見てきました。1947年(昭和22年)に日本国憲法が施行されて70年の年になって、憲法改正の動きがあります。 そして、あまり目立たないのですが、民法も大きく変わろうとしています。憲法の原文を見ることによって、今後日本がどうなっていくのかを考えるいい機会になりました。

政経学部法律政治学科4年 松本 晟

展示会の中で私が一番印象に残っているのは、憲法改正時に国務大臣の要職にあった金森氏が改正審議における想定問答が記載された資料です。 この中で、象徴である天皇の存在を「あこがれの中心」と表現されていました。
このような憲法改正時の関係資料を直に閲覧することは、法律学を学ぶ学生にとって大変有意義な時間となりました。 今回の展示会で学んだことや感じたことは、これからの勉学によい影響を与えることができると思います。 これからも今回のような校外学習に足を運び、大学内では学べないことにも触れていきたいです。

政経学部法律政治学科4年 高瀬 椋平

展示のなかで特に印象に残ったのは、基本原理の一つである「平和主義」が明文化されるに至った経緯です。 1946年の元旦に出された昭和天皇の勅語、いわゆる「人間宣言」で、平和国家を作っていくことが復興の方針となりました。 しかも、戦争で負けたからもう軍隊は持ちません、という消極的ではなく、戦争で悲惨な体験をした日本だからこそ成し遂げられることがある、という積極的な平和主義を掲げた昭和天皇の覚悟には、感銘を受けました。
70年経った今、憲法について学びなおすことが必要であると感じる機会になりました。
掲載日:2017年05月08日

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